剣道 昇段審査

【昇段審査】剣道の初段に合格するためのポイントをお教えします

投稿日:2018年10月30日 更新日:

剣道初段昇段審査

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「剣道の初段に挑戦するんだけど、落ちないか不安だなあ」

 

今回は、初段審査に不安を抱えている人のために「剣道の初段に合格するためのポイント」をお伝えします。

初段審査は基本を守って受審すれば合格できますから安心してくださいね。

 

この記事では次のようなことが分かるようになっています。

この記事を読むと分かること

  • 初段の受験資格や合格率が分かる
  • 初段の付与基準が分かる
  • 初段の実技審査のポイントが分かる
  • 初段の剣道形審査のポイントが分かる
  • 初段の筆記試験のポイントが分かる

 

初段審査は、「実技」「剣道形」「筆記」の審査になっています。

それぞれの審査のポイントを伝える前に、まずは初段の受験資格や審査そのものについて紹介していきます。

 

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剣道初段の昇段審査の受験資格や合格率は?

初段の受験資格や合格率は次のようになっています。

 

初段の受験資格と合格率

  • 初段は満13歳以上から
  • 初段を受審する条件は1級を取得していること
  • 初段は剣道の基本を守れば取得できる
  • 初段の合格率は80〜90%

 

ここでは、どうすれば剣道初段に挑戦できるのか、どれくらいの合格率なのかということを紹介していきます。

それでは、早速お話を進めていきます。

 

初段を受けられる年齢は満13歳以上

剣道の初段を取得できる年齢は満13歳以上となっています。

つまり、年齢が満13歳以上になっているかいないかで、「受けられる人」と「受けられない人」に分かれてしまうということですね。

 

早生まれの人は、同じ学年の人より遅れてしまう…ということが起こる可能性があります。

以前は、初段は中学1年生以上と定められていましたが、現在では年齢で満13歳以上と規定が変わりました。

 

同じ学年でも、受けられる人、受けられない人に分かれてしまうのはどうなのでしょうかね。

私は早生まれなので、こういった年齢による規定は影響を受けてしまう立場です。

もうそんなに若い年齢ではないですが…。

 

ということで、剣道の初段を受けられる年齢は満13歳以上ということになります。

 

初段の受審する条件は1級を取得していること

剣道の初段は、満13歳という年齢を満たしていれば受審できるかというと、実はそういうことではありません。

年齢が満13歳以上で、かつ剣道1級の受有者(取得している)であることが条件になっています。

 

つまり、剣道1級を取得していて年齢が満13歳以上の人が初段審査を受けることができるということです。

 

小学生から剣道をしている人は、小学校6年生で1級を取得していると思います。

小学校で1級を取得していれば、中学校に入って年齢が満13歳を満たした段階で初段に挑戦することができます。

 

中学校から剣道を始めた人は、まず最初に1級を取得してから年齢が満13歳を満たした時点で初段に挑戦できるということです。

※大人になってから剣道を始めた人は、この限りではありません。

 

初段の付与基準は剣道の基本を修習し、技倆良なる者

では、剣道の初段はどういう人が合格するのかといったお話を少ししていこうと思います。

剣道初段の付与基準(合格基準)は、剣道の基本を修習し、技倆良なる者という規定があります。

難しい表現ですよね。

 

要するに、基本が身に付いていれば良いということです。

 

では、「剣道の基本とは?」という疑問が出てくると思います。

剣道の基本は、大きな声を出すとか、正しく打つとか、残心を示すとか、色々ありますね。

詳細については、後でお話をする実技や剣道形のところでまた改めて紹介させていただきます。

 

ここでは、剣道の初段は基本が身に付いていることが大切ということを知っておいてくださいね。

 

初段の合格率は80〜90%

剣道初段の合格率は80〜90%とされています。

地域や時期によっても差があるのでこういった結果になっていますが、個人的に初段はほぼ全員合格している感覚です。

 

先ほども言ったように、初段は基本が出来ていれば合格できるので落ちたときは余程のことがあったと考えても良いでしょう。

それくらいに合格率が高い試験になっています。

 

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剣道初段の昇段審査の付与基準は基本が身に付いていること

剣道初段を付与する基準は基本が身に付いていることです。

剣道の昇段審査には、全日本剣道連盟「剣道・居合道・杖道称号・段位審査規則・同細則」というものがあります。

その規則の中に「段位の付与基準」として、段位を取得するための基準が書かれています。

 

初段の場合は、次のように書かれています。

「初段は、剣道の基本を修習し、技倆良なる者」

 

つまり、剣道の初段は基本が身に付いていれば受かるということです。

これが、この記事でも最初から言ってきた「基本を大切にしましょう」という根拠です。

 

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剣道初段の昇段審査の内容は3つに分かれている

剣道初段の昇段審査は3つの内容になっています。

 

初段の内容

  • 1次審査は「実技」
  • 2次審査は「日本剣道形」
  • 3次審査は「筆記試験」

 

この3つの審査にすべて合格して、剣道の初段を取得できることになります。

それでは、1つずつ説明をしていきます。

 

初段の1次審査は「実技」

剣道の初段審査で最初に行うのは、実技審査です。

実技審査では、立ち合いと呼ばれる試合形式のような審査をします。

 

試合形式のようなものと言っても、勝敗はつきません。

1人目の相手と、1分程度の立ち合いをします。

次に、2人目の相手と1分程度の立ち合いをします。

 

その内容を審査員が見て、基本が身に付いているかどうかを判断します。

1次審査の実技を通過すると、次の剣道形の審査へ進むことができます。

 

初段の2次審査は「日本剣道形」

1次審査の実技を通過した人は、2次審査の日本剣道形へ進みます。

日本剣道形は、太刀の形7本、小太刀の形3本の計10本があります。

初段審査で行うのは、太刀の形の1本目〜3本目までです。

 

流れをしっかりと覚えて間違えないようにやりましょう。

ここでも、剣道形の基本が身に付いているかが見られています。

2次審査の剣道形を受ける前に、3次審査の学科も同時提出となります。

 

剣道形の審査と学科審査の結果は、同時に発表されることが多いかと思います。

地域によって異なる場合もあります。

 

初段の3次審査は「筆記試験」

最後に、初段の3次審査である筆記試験についてです。

学科試験に関しては、事前に課題が出ていて自宅で書いてくる方法と、当日に作文試験や穴埋め問題を解く方法があるようです。

これは、受審される地域によって違いますので確認しておきましょう。

 

自宅でやってくる場合では、先ほども書いたように剣道形を受ける際に提出をしておきます。

剣道形の審査が終わった段階で、審査員が学科に目を通します。

 

学科の出題内容としては、剣道を始めた理由や竹刀の名称等といった剣道の基礎知識を問われる問題が出題されます。

初段審査は、剣道の基礎が身に付いているかを問われる試験なので、学科の内容も剣道の基礎ということになります。

 

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剣道初段の昇段審査で実技に合格するための4つのポイント

ここからは、いよいよ初段に合格するためのポイントについて紹介していきます。

まずは実技審査から話をしていきます。

 

実技の4つのポイント

  • 礼法を大切にする
  • 充実した気勢を出す
  • 剣道の足を正しく行う
  • 残心を示して1本を打ちきる

 

剣道初段に合格するために大切なのは、この4つです。

今挙げた4つは、剣道の基本となっているものです。

初段審査は剣道の基本を見られますので、稽古で基本を身につけておきましょう。

 

それでは、4つの項目について1つずつ説明をしていきます。

 

礼法を大切にする

剣道初段に合格するために大切にしてほしいことの1つ目は、礼法を大切にするということです。

剣道は礼に始まり、礼に終わると言われるため、礼法を大切にするということは基本中の基本ということになります。

 

実技審査や剣道形の審査では、9歩の間合いに立ったときに相手と合わせてしっかりと礼をしましょう。

相手と合わせるということがここではポイントになります。

 

審査が終わって互いに5歩下がって9歩の間合いになったときも、同様にお互いに合わせて礼をするようにしてください。

審査員はしっかりと見ていますので、最後まで礼法は正しく行いましょう。

 

充実した気勢を出す

剣道初段の審査で次に大切なのは、充実した気勢を出すということです。

剣道の有効打突のルールにも、充実した気勢が要件に入っています。

 

「充実した気勢ってどういうこと?」と思うかもしれませんが、「気合いを込めて大きな声を出す」と心得てください。

特に、始めの合図がかかった最初の発声を大きく出しましょう。

それだけで、審査員の人たちが「お、この受審者は良いぞ」と見てくれます。

 

声の出し方のコツは、攻めているときはもちろん、打突したときも大きな声を出します。

そして、残心を示すまで声を伸ばすようにしましょう。

打突の余韻を残すようにするということですね。

 

「自分が合格するんだ」という気持ちを全面に出して、相手よりも大きな声を出すことを意識してやりましょう。

 

剣道の足を正しく行う

剣道初段に合格するために次に大切なことは、剣道の足を正しく行うということです。

剣道には剣道の足と呼ばれる立ち方がありますね。

 

構えているときには、右足を前に出し、左足を下げる。

左足の踵をやや浮かせる。

左足が右足より前に出ないようにし、右足と左足の間隔は床の板1枚分とか、握りこぶし1つ分程度と言われますよね。

 

打突するときには、左足を右足より前に出さないように気をつけながら打突します。

これが剣道の足です。

 

剣道の基本である剣道の足ができていなければ、基本ができていないことになってしまいます。

 

足は審査員からもよく見えます。

剣道の基本である剣道の足を正しく行ってください。

 

残心を示して1本を打ちきる

剣道初段の審査で大切にすべきことの最後は、残心を示して1本を打ちきることです。

打突は、打った後に残心を示すところまでが1本です。

 

試合でも、残心のない打突は有効打突として認めないことになっています。

つまり、残心がなければ1本にはならないということです。

 

初段の昇段審査では、引き技や鍔競りはせずに1本1本を打ちきるようにしましょう。

昇段審査の本番で1本を打ちきるためには、日頃の稽古から1本を打ちきる稽古をすることが大切です。

 

残心も剣道の基本ですから、最後まで正しく残心を残しましょう。

 

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剣道初段の昇段審査で剣道形に合格するための4つのポイント

1次審査の実技に合格すると、2次審査の剣道形へ進みます。

剣道形に合格するためのポイントは次の4つです。

 

初段の剣道形の4つのポイント

  • 大きな声で発声をする
  • 剣道形の流れを覚える
  • ゆっくりと大きく正しく行う
  • 間違えたときは挙手をしてやり直す

 

このようなポイントをしっかりと守れば、まず不合格になることはないでしょう。

それでは、1つずつ説明をしていきます。

 

大きな声で発声をする

大きな声で発声をすることは、剣道の基本中の基本ですね。

大きな声を出すことを、「気迫を見せる」「気勢を充実させる」なんて言いますね。

 

「僕(私)が勝つんだ」「1本を取るんだ」という気持ちを声で表すということです。

大声を出せば良いということではありませんね。

大きな声を出すことは、有効打突(1本になる打突)の条件にもなっています。

 

剣道形には、剣道の基本が詰まっています。

大きな声を出して気迫を充実させることは、剣道の基本として大切です。

そして、初段の剣道形において大切なポイントの1つとなっています。

 

剣道形の流れを覚える

次に、剣道形の流れを覚えているということが大切です。

これも当然のことですね。

初段の剣道形の審査ですから、流れを覚えているということは絶対条件です。

 

1本目〜3本目まで間違えずに最後までやり通せれば、ほぼ合格できると思っていただいて良いと思います。

 

しかし当日は、緊張して頭が真っ白になってしまう人もいるかもしれませんね。

頭が真っ白になっていても体が覚えているというくらいまで、しっかりと稽古を積んで剣道形の流れを覚えるようにしましょう。

 

ゆっくりと大きく正しく行う

剣道形を上手に見せる方法としては、ゆっくりと大きく正しく行うということです。

厳密に言えば、「大きくやるところ」「小さくやるところ」「ゆっくりやるところ」「早くやるところ」といったようにポイントはたくさんあります。

 

しかし、初段の剣道形で大切なのは大きく堂々と実施するということです。

胸を張り、顔を真っ直ぐ前に上げ、相手を上から制するくらいの気持ちでやりましょう。

 

初段の剣道形では、小さい動きというのはほとんどありません。

大きく堂々とした動きで行うようにしましょうね。

 

間違えたときは挙手をしてやり直す

初段の剣道形の流れをしっかりと覚えていっても、どうしても当日間違えてしまう可能性は0%ではありません。

では、間違えてしまったときはどのように対応すれば良いのでしょうか。

剣道形を間違えてしまったときは手を挙げてやり直しをするということです。

 

初段の剣道形の最中に間違えてしまったときは、まず最初に手を挙げて間違えたことを審査員に知らせます。

そして、間違えた本数の最初からやり直します。

つまり、2本目のどこかで間違えた場合は、互いに9歩の間合いに下がって2本目の最初からやり直しをするということです。

 

やり直しをしないと、「間違えたことを分かっていない」と判断されます。

先ほどの、「剣道形の流れを理解していない」ということで不合格になります。

 

1度間違えたくらいなら、手を挙げてやり直しをすれば不合格になることはありません。

ただし、何度も間違えてしまった場合は不合格となります。

間違えてやり直せるのは1回までと心得ておきましょう。

 

間違えてしまった場合は、手を挙げてその本数の最初からやり直すようにしましょう。

 

剣道初段の昇段審査で筆記試験に合格するための3つのポイント

実技、剣道形と合格すると最後は筆記試験です。

筆記試験のポイントは次の3つです。

 

筆記試験の3つのポイント

  • 自分の考えをしっかりと書く
  • 空白を残さないように書く
  • 剣道の知識を持っておく

 

私が特に大切だと思うのは、最初の「自分の考えをしっかりと書く」ということですね。

では、その理由も含めて1つずつお話をしていきましょう。

 

自分の考えをしっかりと書く

初段の学科で大切なのは、自分の考えをしっかりと書くということですね。

なぜ大切かというと、学科試験は剣道の用語の問題とかも当然出題がある訳ですが、ネットや本からそのまま引用する人が多いんですよね。

 

さらに、同じ先生から教わっていると書いてくることを同じになってくるんですよね。

そこで審査員の目にとまるのは、やっぱり自分の言葉で書いてきた人ですね。

 

間違っていても良いので、まずはしっかりと自分の言葉で書いてみる。

それをいつも指導してもらっている先生に添削してもらう。

そうすることで、自分の考えがしっかりと入った良い解答になります。

 

空白を残さないように書く

初段の学科でさらに大切なのは、空白を残さないように書くということです。

学科試験の解答用紙では、横線が並んでいるだけのものから、文字数がある程度決まっているものがあります。

 

目安としては、全体の8割は書くようにしましょう。

横線式の用紙であれば、最後の行まではいきたいですよね。

文字数があるものなら、その8割ということですね。

 

質問に対する答え、その理由とかを説明していくと、なんだかんだで良い文字数になってくるんですね。

そうすれば、用紙いっぱいに書くことができるようになります。

そして、たくさん書くことができるのは、自分自身の経験を書くからです。

 

私があなたの経験を2000文字書けと言われても書けません。

でも、私自身の経験を2000文字書くことは可能です。

 

初段の学科では、自分の経験をしっかりと書いて空白のないように書くようにしましょう。

 

剣道の知識を持っておく

初段の学科でもう1つ大切なのは、剣道の知識を持っておくということです。

剣道の昇段審査ですから、剣道用語の出題があるわけですよね。

 

たとえば、「間合いについて説明せよ」とか「礼法について」とか、剣道に関する問題が出ます。

これは、自分の言葉で書くことはもちろんですが、剣道の知識も持っていないといけませんね。

 

剣道の知識については、本を読む、ネットで調べる、先生や先輩に聞くというのが大切です。

そこで得た知識を、自分の言葉で表現することが大切です。

 

初段は、「段」への最初の1歩ですからね。

剣道の知識を問われる問題も出題されますので、しっかりと勉強しておきましょう。

 

 

まとめ:剣道の昇段審査で初段に合格するためのポイントは基本を守ること

今回は「剣道の初段に合格するためのポイント」ということでお話をしてきました。

剣道初段の審査は、実技、日本剣道形、筆記試験と3つの試験で構成されています。

 

それぞれの試験に合格しないと、初段を取得することはできません。

中でも、実技試験は1次試験でありながら不合格者が一番出る内容です。

 

つまり、1次試験の実技を攻略することが剣道の昇段審査を攻略するといっても良いかもしれませんね。

最後に剣道の初段についてまとめておきましょう。

 

 

まとめ

剣道の初段の受験資格や合格率

  • 初段は満13歳以上から
  • 初段を受審する条件は1級を取得していること
  • 初段は剣道の基本を守れば取得できる
  • 初段の合格率は80〜90%

剣道初段の実技審査に合格するための4つのポイント

  • 礼法を大切にする
  • 充実した気勢を出す
  • 剣道の足を正しく行う
  • 残心を示して1本を打ちきる

剣道初段の形審査に合格するための4つのポイント

  • 大きな声で発声をする
  • 剣道形の流れを覚える
  • ゆっくりと大きく正しく行う
  • 間違えたときは挙手をしてやり直す

剣道初段の筆記試験に合格するための3つのポイント

  • 自分の考えをしっかりと書く
  • 空白を残さないように書く
  • 剣道の知識を持っておく

 

かなりボリュームのある内容になりましたが、剣道初段に合格するためにはこれだけのポイントがあります。

審査は1日で行われますが、1日に3次審査までありますのでそれぞれに合格するためのポイントがあります。

 

この記事で紹介したポイントを守って日々の稽古と当日の試験を行っていただければ合格できることでしょう。

初段になれば有段者です。

 

有段者になるためにも、日々の稽古を基本に忠実に頑張っていきましょう!!

剣道の昇段審査についてまとめた記事を用意していますので参考までに合わせてお読みください。

 

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