剣道 面打ち

剣道の面打ちのときの足ってどうすれば良いの!?稽古方法は?

投稿日:2018年12月27日 更新日:

剣道面打ちの足さばき

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「面を打つ前の足ってどうしておくのが良いの?打つときはどこに出すの?良く分からない!」

「面を打つときの正しい足の使い方を身につけるためには、どういう稽古をするのが良いの?」

 

今回は、このような疑問にお答えしていくために「剣道の面打ちのときの足の使い方と稽古方法」について紹介していきます。

この記事を読むと、次のようなことが分かるようになっています。

 

この記事を読むと分かること

  • 面を「打つ前」から「打った後」までの足の使い方が分かる
  • 面打ちの足さばき身につける稽古法が分かる

 

正しい足さばきを覚えて相手の面を真っ直ぐ打ち勝ってあげましょう。

 

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剣道の面打ちのときの足の使い方

剣道の面打ちのときの足の使い方は、「打つ前」「打つとき」「打った後」の3つに分けて説明しましょう。

 

面打ちの足の使い方3場面

  • 面を打つ前の足の使い方
  • 面を打つときの足の使い方
  • 面を打った後の足の使い方

 

面を打つときは、打つ瞬間の足だけが大切ってことではないんですね。

打つ前から打った後までがしっかりとした足さばきが出来てこそ、良い面打ちが出来るということです。

それでは、1つずつ順番にお話をしていきます。

 

面を打つ前の足の使い方

面を打つ前の足の使い方で大切なことは2つです。

 

打つ前の足のポイント

  • 左足の踵(かかと)を床につけず、上げ過ぎず
  • 右足と左足の間隔を開けすぎず、近づけ過ぎず

 

左足の踵が適度に上がっていることで、つま先に重心がかかります。

重心がかかるということが、床を蹴るときに良い反発を生み勢いのある面を打つことができます。

踵が床についていたり、上がり過ぎたりしているとつま先に充分な重心がかかりません。

床を蹴るときに良い反発が生まれませんので勢いが劣った面打ちになってしまいます。

 

右足と左足の前後の間隔については、右足の踵の横に左足のつま先がくる位置とされています。

また、左右の間隔については板の目1枚分程度(おおよそ10㎝弱程度でしょうか)とされています。

この両足の前後左右の感覚についても、開きすぎたり狭すぎたりすると身体の重心が不安定となるため良い踏切りができなくなってしまいます。

剣道では、両足にしっかりと体重が乗っていることが大切ですが、両足の間隔が悪いと体重が均等に乗らなくなってしまいます。

 

面を打つ前の足についてまとめると、左足の踵が適度に上がった状態で、両足の距離は前後は右足の踵の横に左足のつま先がくる程度、左右は板の目1枚分程度ということになります。

 

面を打つときの足の使い方

面を打つときの足の使い方で大切なことは3つです。

 

打つときの足のポイント

  • 左足で床をしっかりと蹴る
  • 右足を床と水平に上げて踏み込む
  • 場面によって右足で踏み込む位置を変える

 

面を打つときは、まずはしっかりと左足で床を蹴ることが大切です。

この左足の蹴りが不十分になってしまうと、勢いのある打突を打つことができません。

先ほど説明したように、打突前の足をしっかりと作っておかないと、打突するときの左足で床をしっかりと蹴るということができません。

しっかりと足を作った状態で、左足で思いっきり床を蹴るようにしましょう。

 

面を打つときの足の使い方でよく見かけるのは、打突にいくときに右足が高く上がりすぎている人です。

右足は、床と水平に動くように出します。

コツとしては、右足のつま先ではなくて膝(ひざ)から抜くようなイメージで打つことです。

 

つま先から出ようとすると、足が高く上がりひどいときは相手に足の裏が見えるくらいまで上がってしまいます。

そうならないように、膝から出すようなイメージで右足を出すとつま先が下がるため上がり過ぎずに良い姿勢で打突することができます。

 

右足を踏み込む位置ですが、相手の右足に向かって踏み込んだり、相手の左足に向かって踏み込んだり、もっと言えば相手の左足よりさらに左側に向かって踏み込むこともあります。

 

たとえば、相手の左足よりさらに左側に踏み込むときは、相手の左面(こちらから見ると右面)を打突すると良いでしょう。

 

相手の右足に向かって踏み込むことが出来れば、真ん中を割るような面を打つことができますし、相面で出遅れたときに相手の右足に踏み込むことができれば打たれ負ける確率は下がります。

 

面を打つときの足についてまとめると、左足でしっかりと床を蹴り、右足は膝から出すようなイメージで床に水平に踏み込み、踏み込む場所は時と場合によって相手の右足、左足、左足よりさらに左などと使い分けることがポイントです。

 

面を打った後の足の使い方

面を打った後の足の使い方で大切なのは、次の2つです。

 

打った後の足のポイント

  • 左足の引きつけを早くする
  • 走らない

 

特に大切なのは、最初に挙げている左足の引きつけです。

面だけに限らず、打突姿勢が崩れる原因の1つが左足の引きつけです。

左足の引きつけが遅くなってしまうと、両足の間隔が開くことになりますから姿勢が崩れます。

素早く左足を右足に引きつけることで姿勢を保つことができます。

そして、面打ちの後に相手から抜けていくときも素早く左足を引きつけて抜けていきましょう。

 

面打ちの後抜けていくときに、早く抜けることばかりを意識して走っている人がいます。

打ってから抜けていくときの足さばきの基本は左足が右足を追い越すことはありません。

しかし時々、左足が右足を追い越して、走ってしまう人がいます。

素早くすり足で抜けていくのであって、決して走ってはいけません。

 

面打ちの後の足の使い方をまとめると、打った後は左足を素早く引きつけて、右足を追い越すことがないようにすり足で抜けていくことがポイントです。

 

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剣道の面打ちの足を身につけるための稽古法

次に、面打ちの足さばきを身につけるための稽古法について紹介していきます。

ここでは3つの稽古法を紹介します。

 

面打ちの足を身につける3つの稽古法

  • 近間から行う
  • 一足一刀の間合いから稽古する
  • 遠間から稽古する

 

この3つの稽古法を上から順番にしていただくと良いです。

さて、それではそれぞれの稽古法についてご説明をしていきます。

 

近間から稽古する

身体に面打ちの足の使い方を染み込ませるために、まずは近間から面打ちの稽古をしましょう。

近間は、一足一刀よりも入った間合いです。

おおよそ中結が触れ合う程度の距離で大丈夫です。

 

通常、打ち込みをする距離としては近い距離ですが、慣れないうちから一足一刀や遠間から練習していると逆に変な癖がついてしまいます。

まずは近間から、先ほど説明した面打ち前、打つとき、面打ち後の足の使い方を確認、意識しながら稽古すると身につけやすいです。

 

身体にしっかりと身につけるために、最初は近間から稽古を始めましょう。

 

一足一刀の間合いから稽古する

面打ちの足の使い方に慣れてきたら、近間から一足一刀へと距離を伸ばして実践で使えるように身につけましょう。

一足一刀が、基本打ちの稽古や打ち込みの基本とされています。

近間からの稽古で身につけた面打ちの足の使い方を崩さないように、一足一刀からでも同じようにできるように稽古をしていきます。

 

もし一足一刀で足の使い方が乱れてしまうようであれば、また近間の稽古に戻っても良いです。

近間から一足一刀へと距離が伸びた分、最初は届かないこともあるかもしれません。

 

大切なのは、届かせることではなくて正しい面打ちの足の使い方を身につけることです。

届かせることに一生懸命になって足さばきがめちゃくちゃにならないように気をつけましょう。

 

遠間から稽古する

一足一刀からの面打ちの足も問題なくできるようになったら、あとは遠間から打てる距離を伸ばしていくだけです。

遠間から打てることは、強みの1つにもなります。

自分の打突距離を伸ばすことは大切です。

 

しかし、ここでも大切なのは届かせることではなくて正しい足を使って打つことです。

届かなくても良いので正しい足で面打ちを稽古するということを頭に置いておいてくださいね。

繰り返し練習をすることで、届かなかった距離でも届くようになっていきます。

 

 

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まとめ:剣道の面打ちの足は「打突前」「打突時」「打突後」のすべてで大切

今回は、「剣道の面打ちのときの足の使い方と稽古方法」について紹介してきました。

ここまで紹介してきたことを最後におさらいしておきましょう。

 

まとめ

剣道の面打ちの足の3つの使い方

  • 左足で床をしっかりと蹴ることで勢いのある面が打てる
  • 右足を床と水平に上げて踏み込むことで正しい姿勢で打てる
  • 場面によって右足で踏み込む位置を変えることで多様な面が打てる

剣道の面打ちの足を身につけるための3つの稽古法

  • 近間から行うことで正しい足の使い方を意識する
  • 一足一刀の間合いから稽古することで近間で身につけた足の使い方を実践用する
  • 遠間から稽古することで正しい足の使い方で打てる距離を伸ばしていく

 

剣道の面打ちの足の使い方はとても難しいですので、繰り返し稽古することが大切です。

私は小さいころから小手ばかり打つ選手でしたから、大人になって面打ちの練習を繰り返ししました。

もちろん、今でもまだまだ稽古の身です。

ここで色々と紹介しましたが、「自分に合った面打ちの足の使い方」があります。

まずはここで紹介したことを実践していただき、その先に自分自身に合った面打ちの足の使い方を見つけていっていただけると嬉しいです。

お互いに稽古を頑張っていきましょうね。

 

剣道の面打ちは、足だけではなく手の使い方も大切です。

手の使い方については「剣道の面打ちは左手の使い方で勝敗が左右する!?」で紹介していますので参考にしてください。

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また、今回は面打ちの足について解説してきましたが、「面打ち」といっても技の数はたくさんあります。

技に合わせた足の使い方もあります。

面技の種類については「剣道の19種類の面打ちの極意を徹底解説します」で取り上げていますので、こちらも合わせて読んでくださいね。

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