「イチゴ鼻」なんて言葉があるように、鼻の毛穴の黒ずみって気になりますよね。
イチゴ鼻のケアをするときに有名な方法といえば、綿棒を使った毛穴ケアです。
みなさんは、綿棒を使った毛穴ケアってどうしていますか?
そのまま綿棒を使ってケアしているだけですか?
実は、おすすめするのは綿棒に「オリーブオイル」を塗ってケアすることです。
今回は、「オリーブオイルと綿棒で毛穴を綺麗に|もう「いちご鼻」と言わせない」ということでお話をしていきます。
オリーブオイルと綿棒を使った毛穴ケアで、イチゴ鼻ともおさらばしませんか?
それではさっそくみていきましょう。
なぜオリーブオイルと綿棒で毛穴を綺麗にできるのか
毛穴の黒ずみに綿棒とオリーブオイルを使うことをおすすめする理由は、「オリーブオイルの成分が皮脂に近いから」です。
オリーブオイルには「オレイン酸」という成分を含んでいます。
オレイン酸は人の皮脂にも含まれている成分です。
オリーブオイルを肌につけると、皮脂が溶け出して角栓が一緒に浮き出てきます。
浮き出た角栓を綿棒でキャッチして除去するということになります。
綿棒だけで鼻の毛穴をケアしようとすると、肌に刺激を与えてしまうことになるので「肌荒れの原因」になります。
オリーブオイルを活用して肌への負担を軽減しながら毛穴のケアをするようにしましょう。
オリーブオイルで毛穴の黒ずみを落とす準備をしよう
まずは、毛穴の黒ずみを綿棒を使って落とすための準備をしましょう。
準備していただくものは、次の5つです。
準備するもの
- 綿棒
- オリーブオイル
- 洗顔
- 化粧水
- 乳液
綿棒を使って毛穴ケアをするときに用意していただくものはこの5つです。
オリーブオイル以外は特別なものはないですね。
普段みなさんがケアされているものに、プラスして綿棒とオリーブオイル程度ではないでしょうか。
オリーブオイルを使った毛穴の黒ずみの落とし方
次に、綿棒とオリーブオイルを使った毛穴の黒ずみの落とし方を紹介します。
落とした方は、次の5つの手順で行います。
落とし方
- 毛穴を開く
- 綿棒にオリーブオイルをつける
- 綿棒で鼻の表面をコロコロする
- 洗顔をする
- 化粧水や乳液で保湿する
手順は上に示したような5つのステップでケアをしていきます。
注意ポイント
お化粧はしっかりと落してから行いましょう。
step
1鼻を温めて毛穴を開く
最初にすべきことは、「毛穴を開く」ということです。
毛穴を開くことで黒ずみが取れやすくなります。
毛穴を開くためには、「温める」ということが有効です。
温める方法としては、「ぬるま湯で顔を濡らす」か「温かいタオルを鼻に当てる」等があります。
肌に負担をかけずにケアできるように、まずはぬるま湯か温かいタオルで鼻を温めて毛穴を開いてあげましょう。
step
2綿棒にオリーブオイルをたっぷりつける
次にすべきことは、「綿棒にオリーブオイルをたっぷりつける」ということです。
先ほど言ったように、オリーブオイルの成分は人の皮脂に近いものです。
たっぷりとつけてあげることで、オリーブオイルが毛穴の黒ずみをしっかりと浮かせてくれます。
step
3鼻の表面を綿棒でコロコロする
3番目の手順として、オリーブオイルをつけた綿棒で鼻の表面をコロコロと転がしましょう。
コロコロしても落ちないときは、強くゴシゴシとするのではなく、綿棒を優しく鼻に押し付けてみましょう。
それでも落ちない頑固な黒ずみは、綿棒と綿棒で挟むようにして押し出してあげるというのも1つの方法です。
全然落ちないからといってゴシゴシしすぎるのは肌を傷つけるだけなのでやめましょう。
日々繰り返しケアすることで段々と綺麗になっていきます。
step
4洗顔をして汚れやオイルを綺麗に流す
綿棒でコロコロした後は、取れた汚れやオリーブオイルが鼻に残っています。
洗顔をして汚れやオイルを綺麗に洗い流しましょう。
冷たい水で行うと、最初に開かせた毛穴がキュッと締まります。
step
5化粧水や乳液を使用して保湿する
洗顔が終わった後は、いつも使用している化粧水や乳液で保湿をしましょう。
汚れが取れたら終わりではなく、最後の保湿まで注意しておこないましょう。
また、綿棒でコロコロしたことで多少なり肌に刺激を与えています。
化粧水や乳液を塗るときに肌を痛めないように気をつけましょう。
綿棒を使用した毛穴ケアはこれだけで簡単にできるので人気があります。
オリーブオイルと綿棒で毛穴の黒ずみを落とすときの注意点
続いて、綿棒とオリーブオイルを使って毛穴の黒ずみを落とすときの注意点についてお話をしていきます。
先ほどの「落とし方」の中でも触れていますが、大切なことなのでもう1度説明しておきます。
綿棒とオリーブオイルを使って毛穴の黒ずみを落とすときの注意点は次の5つです。
注意点
- 毛穴をしっかりと開く
- オリーブオイルをしっかりと塗る
- 綿棒をコロコロするときは強くやりすぎない
- 優しく洗顔をする
- しっかりと保湿ケアをする
【1】毛穴をしっかりと開く
ケアをするときに一番大切なことが「毛穴を開く」ということです。
ぬるま湯や温かいタオルを使用して温めることで毛穴が開きます。
ぬるま湯や温かいタオルの準備が面倒だからと毛穴を開かずにケアをすると、毛穴から無理矢理汚れを出していることになります。
肌が荒れてしまい、ケアするどころか肌の状態を悪化させてしまいます。
ケアする前にはしっかりと毛穴を開くようにしましょう。
【2】綿棒にしっかりとオリーブオイルをつける
綿棒にオリーブオイルをつけるときは、しっかりとつけましょう。
繰り返しになりますが、オリーブオイルには人の皮脂に近い成分が含まれています。
また、オリーブオイルをつけることで綿棒の滑りがよくなるので肌への負担も軽減されます。
しっかりと綿棒にオリーブオイルをつけるようにしましょう。
【3】綿棒で強くコロコロしすぎない
綿棒をコロコロするときに、強くやりすぎないようにしましょ。
綿棒にオリーブオイルをつけてコロコロしたからといって、すべての黒ずみが完璧に落とせる訳ではありません。
あまり必死になってコロコロしてしまうと、かえって鼻に負担をかけてしまい悪化してしまいます。
優しくコロコロしてあげてくださいね。
【4】洗顔も優しく丁寧に行う
綿棒でコロコロした後は洗顔を行いますが、洗顔も優しく丁寧に行うようにしましょう。
洗顔をする際にも、必死になってゴシゴシすることは肌への負担になるのでやめましょう。
せっかく肌に負担をかけないように綿棒でコロコロしても、洗顔でゴシゴシ洗ってしまっては本末転倒です。
【5】保湿ケアまでしっかり行う
洗顔まで行ったら、最後の保湿ケアまでしっかりと行いましょう。
どんなに優しく綿棒でコロコロしても、どんなに丁寧に洗顔をしても、少なからず肌には負担がかかっています。
そのまま放置せず、しっかりと化粧水や乳液で保湿してアフターケアも大切にしましょう。
オリーブオイルを使って毛穴の黒ずみを落とす3つのメリット
これだけ手軽にできる綿棒とオリーブオイルを使った毛穴ケアですが、メリット・デメリットがありますのでご紹介しておきます。
こちらも参考にしていただいたうえで実践してくださいね。
それではまずは、メリットからみていきましょう。
綿棒とオリーブオイルを使って毛穴の黒ずみを除去することには、次のような3つのメリットがあります。
3つのメリット
- オリーブオイルは肌に害がある成分が入っていない
- 低価格、自宅で簡単に実践できる
- 肌への負担が少ない
【1】オリーブオイルは肌に害がある成分が入っていない
1つ目に、オリーブオイルを使用することで肌に害がある成分が入っていないということです。
繰り返しになりますが、オリーブオイルにも肌にも「オレイン酸」が含まれているので、オリーブオイルは皮脂に似た性質を持っているといえます。
【2】低価格であり自宅ですぐに実践できる
2つ目に、低価格であり自宅ですぐに実践できるということです。
オリーブオイルはお店でも普通に売っているものですし、綿棒に関してはどこのご自宅でもありますよね。
その2つを中心に使いますので、低価格で手軽に実践することができます。
【3】パックに比べて肌への負担が少ない
3つ目は、パックに比べると肌への負担が少ないことです。
パックは、毛穴に詰まった汚れを引っ張り出すようなイメージなので当然肌に負担もかかっています。
それに比べて綿棒とオリーブオイルを使った除去方法は、開いた毛穴から汚れを浮かせてキャッチというイメージなので、肌への負担も少ないです。
オリーブオイルを使った毛穴ケアの3つのデメリット
次に、綿棒とオリーブオイルを使って毛穴の黒ずみを除去には次のような3つのデメリットもあります。
3つのデメリット
- 肌への負担が0ではない
- 根本的な原因解決にはならない
- 肌に異常がある人や敏感肌の人には向いていない
【1】肌への負担が0ではない
1つ目は、肌への負担が0ではないということです。
先ほどから何度も「肌への負担が少ない」ということを話してきましたが、「少ない」であって「無い」ということではありません。
とは言っても、どんな毛穴ケアも肌への負担が0というものはありません。
ここで紹介しているように、優しく丁寧にケアするようにしてくださいね。
【2】根本的な原因解決にはならない
2つ目は、一時的に汚れを除去しているだけであって根本的な解決にはなっていないということです。
あくまでも、溜まった汚れを除去する方法であって、汚れが溜まらなくなるということではありません。
ただし、鼻は日頃外気に触れていますで汚れて当然です。
汚れがいっさい溜まらない方法というものは存在しないので、溜まった汚れを落とすための方法としてはおすすめです。
【3】肌に異常がある人や敏感肌の人には向いていない
3つ目は、肌に異常がある人や敏感肌の人には向いていないケア方法です。
オリーブオイルが皮脂の成分に近いといっても、やはり「油」です。
洗い残しがあればニキビの原因にもなります。
どんあ肌ケアもそうですが、人によって「合う」「合わない」があります。
もし肌に異常が出た場合はすぐに中止し、皮膚科を受診するようにしてくださいね。
毛穴の黒ずみとなる3つの原因
ここまで、毛穴の黒ずみのケアについてお話をしてきました。
「そもそも毛穴の黒ずみって何?」という人もいると思いますので、私たちが何を落とそうとしているのか、その正体についてお話をします。
毛穴の黒ずみの原因には、次の3つがあります。
毛穴の黒ずみの原因
- 角栓
- メラニン色素
- 産毛
この3つが毛穴の黒ずみの主な正体です。
1つずつみていきましょう。
【1】角栓が詰まることによる黒ずみ
黒ずみの正体の1つ目は、毛穴に詰まった古い角栓や皮脂が酸化したものです。
この場合、肌が炎症を起こしてニキビなどの肌荒れを起こす原因となります。
皮脂が過剰分泌を起こしている場合は、生活習慣の見直しが必要です。
【2】メラニン色素による黒ずみ
黒ずみの正体の2つ目は、メラニン色素の蓄積による黒ずみです。
メラニン色素という言葉を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
このメラニン色素は、紫外線や肌が摩擦を受けることで蓄積されていきます。
紫外線を浴びることや、顔をゴシゴシとすること等で蓄積されていきます。
【3】産毛による黒ずみ
黒ずみの正体の3つ目は、鼻に生えている産毛です。
正確に言うと、黒ずみのように見えてしまうということです。
パッと見はわかりませんが、よーく見てみると産毛だとわかります。
この場合は、産毛の除去が必要になります。
まとめ:オリーブオイルで毛穴を綺麗にして「いちご鼻」とお別れしよう
今回は「オリーブオイルと綿棒で毛穴を綺麗に|もう「いちご鼻」と言わせない」ということでお話を進めてきました。
最後にもう1度まとめておきましょう。
まとめ
毛穴の黒ずみに綿棒とオリーブオイルをおすすめする理由
- オリーブオイルの成分が皮脂に近いから
準備する5つのもの
- 綿棒
- オリーブオイル
- 洗顔
- 化粧水
- 乳液
綿棒とオリーブオイルを使った毛穴の黒ずみの落とし方
- 毛穴を開く
- 綿棒にオリーブオイルをつける
- 綿棒で鼻の表面をコロコロする
- 洗顔をする
- 化粧水や乳液で保湿する
綿棒とオリーブオイルを使って毛穴の黒ずみを落とすときの注意点
- 毛穴をしっかりと開く
- オリーブオイルをしっかりと塗る
- 綿棒をコロコロするときは強くやりすぎない
- 優しく洗顔をする
- しっかりと保湿ケアをする
綿棒とオリーブオイルを使って毛穴の黒ずみを落とす3つのメリット
- オリーブオイルは肌に害がある成分が入っていない
- 低価格、自宅で簡単に実践できる
- 肌への負担が少ない
綿棒とオリーブオイルを使った毛穴ケアの3つのデメリット
- 肌への負担が0ではない
- 根本的な原因解決にはならない
- 肌に異常がある人や敏感肌の人には向いていない
毛穴の黒ずみとなる3つの原因
- 角栓
- メラニン色素
- 産毛
いかがでしたでしょうか。
毛穴の黒ずみは綿棒に皮脂の成分に近い「オリーブオイル」を使うことで肌に優しくケアすることができます。
今回ご紹介した、綿棒とオリーブオイルを使った毛穴のケアは、低価格で自宅にあるものを使って行うことができます。