剣道

日本剣道形のポイント|日本剣道形の流れについて理解しよう

投稿日:2018年11月5日 更新日:

日本剣道形

スポンサーリンク

 

こんにちは!

剣道5段の剣士まるっちょ。(@sw_maruccho)です☆

 

剣道の段位を取得しようとすると審査内容に必ず入っている日本剣道形

学科の問題にも、「日本剣道形1本目について説明しなさい」なんて課題が出てきますね。

 

そこでこの記事では、日本剣道形の流れをポイントを交えながら説明しちゃいます。

学科の参考にもしてくださいね。

 

 

学科の注意

ここに書いてあることを丸写ししたら不合格になるので禁止ですよ。

 

日本剣道形は昇段審査での必須項目となっています。

 

スポンサーリンク

日本剣道形の打太刀と仕太刀について

 

日本剣道形は、師の位とされる打太刀と弟子の位とされる仕太刀の2人1組で行います。

互いに太刀を使用する太刀の形7本と、仕太刀のみ小太刀を使用する小太刀の形3本計10本で成り立っています。

 

剣道形における動作の起こりは、常に師匠の位である打太刀から始めます。

 

かけ声は、打太刀が「ヤー」と発声し、仕太刀は「トー」を発声します。

 

スポンサーリンク

日本剣道形の立ち合いの間

 

互いに木刀は右手に持ち、9歩の間にて立ちます。

互いに礼をし、木刀を身体の中心で右手から左手に持ち替え、左手の親指を鍔にかけて帯刀します。

 

互いに3歩前に出て木刀を抜刀しながら蹲踞します。

立ち上がったら、互いに剣先を相手の膝頭程度の高さまで下げます。

このとき、刃はやや左斜め下方を向きます。

 

互いに左足より小さく5歩後ろに下がり、中段に構えます。

 

スポンサーリンク

日本剣道形-太刀の形1本目

 

9歩の間合いで、打太刀は左上段、仕太刀は右上段をとります。

互いに3歩前に進み、打太刀が機を見て右足を大きく前に出しながら「ヤー」と発声しながら仕太刀の正面を打ちます。

 

ココがポイント

打太刀は仕太刀の正面を思いっきり切りにいくので、抜かれた勢いで剣先が下まで下がり、軽くお辞儀をしたような姿勢になります。

 

仕太刀は左足より身体を後方へ引きながら打太刀の太刀を抜き、1歩前に出ながら「トー」と発声し打太刀の正面を打ちます。

 

ココがポイント

仕太刀は打太刀の太刀を抜くときに、両手も少し後ろに引くようにしましょう。

 

打太刀は剣先を下げたまま、左足より1歩下がります。

このとき、仕太刀は打太刀の眉間のあたりに剣先を向けます。

 

打太刀はさらに1歩下がります。

仕太刀は打太刀が2歩目を下がると同時に左足を1歩前に出し、左上段で残心を示します。

 

打太刀はゆっくりと剣先を上げて中段に戻ります。

仕太刀は左足を下げながら中段に戻ります。

互いに中段となり、剣先を下げて左足より小さく5歩下がります。

 

※以下、9歩の間合いへ戻るという表現を使いますが、9歩の間合いへ戻るときは必ず剣先を下げます。

 

スポンサーリンク

日本剣道形-太刀の形2本目

 

互いに中段のまま3歩前に進みます。

打太刀が機を見て「ヤー」と言いながら仕太刀の右小手を打ちます。

 

仕太刀は左足を左斜め後方へ引きながら、打太刀の木刀の下で半円を描くようにして打太刀が小手に来るのを抜きます。

仕太刀は大きく振りかぶり、右足を前に1歩出しながら「トー」と言って打太刀の右小手を打ちます。

 

ココがポイント

仕太刀は、抜くときも打つときも動作を大きくするようにしましょう。

 

互いに中段に戻り、9歩の間合いへと戻ります。

 

スポンサーリンク

日本剣道形-太刀の形3本目

 

互いに下段になり、前に3歩進みます。

3歩進んだ後、互いに中段になります。

 

打太刀は機を見て、1歩前に出ながら「ヤー」と言って鎬を使って摺り込むように仕太刀の水月を突きます。

 

ココがポイント

打太刀はただ突くのではなく、鎬を使って仕太刀の水月めがけて突きましょう。

 

仕太刀は、左足より1歩下がりながら物打ちの鎬を使って打太刀の突きを流す。

仕太刀は打太刀の突きを流すと同時に右足より1歩出ながら「トー」と言って打太刀の胸部を突き返す。

 

打太刀は、右足を下げながら仕太刀の木刀の下を通すようにして仕太刀の剣先を右に押さえる。

仕太刀は剣先を押さえられた後、突きの気勢を持って左足を1歩前に出す。

 

打太刀は仕太刀の木刀の下を通すようにして仕太刀の剣先を左に押さえる。

それでも敵わないため、剣先を右下に開くようにし、左足より3歩後退する。

 

ココがポイント

打太刀が下がるときの足は、右→左→→右→左の順。

真ん中の左が間違えやすいので注意しましょう。

 

仕太刀は、打太刀が剣先を下げて下がるのに合わせて右足より3歩前に出て、打太刀の眉間に剣先をつけて残心を示す。

 

ココがポイント

仕太刀は、右→左→右→左→右と交互に出せば良いです。

 

打太刀は、徐々に剣先を上げていくが、仕太刀が2歩下がったところで木刀を合わせ、3歩目より合わせて右足より3歩前に出る。

 

仕太刀は、打太刀が徐々に木刀を中段に戻してくるため、左足より5歩下がりながら中段に戻る。

 

ココがポイント

仕太刀は2歩下がったところで打太刀と中段になるように合わせましょう。

 

剣先を下げて9歩の間合いに戻ります。

 

日本剣道形-太刀の形4本目

 

打太刀は右足を前に1歩出しながら八相の構えをします。

 

ココがポイント

このとき、鍔の高さはが口くらいまでくるようにし、顔から握りこぶし1個分程度離すようにします。

 

仕太刀は右足を1歩下げながら脇構えをします。

ココがポイント

このとき、大きく後ろに振りかぶるようにし、木刀が相手から見えないように構えましょう。

正面を向いたままだと構えにくいので、やや右に向くように半身にして大丈夫です。

 

互いに小さく3歩前に出て、互いに正面を打ち相打ちとします。

互いに鎬を削るようにして中段に戻ります。

 

打太刀は、機を見て仕太刀の右胸をめがけて突きます。

仕太刀は左足を左斜め前に出しながら打太刀の木刀を巻き返しながら正面を打ちます。

 

ココがポイント

仕太刀は大技のため、動作を大きく行いましょう。

 

互いに中段に戻りますが、仕太刀は右足より元の位置に戻ります。

互いに剣先を下げて9歩の間合いへ戻ります。

 

日本剣道形-太刀の形5本目

 

打太刀は左足を前に出して左上段に構えます。

仕太刀は剣先を打太刀の左小手に向けるようにして構えます。

 

互いに3歩前に出て、打太刀は機を見て右足より1歩前に出て仕太刀の正面を打ちます。

仕太刀は左足より1歩後退しながら打太刀の太刀を摺り上げ、右足から1歩前に出て打太刀の正面を打ちます。

 

ココがポイント

打太刀は1本目と違い、前かがみにならないように注意しましょう。

 

仕太刀は右足を1歩後ろに下げ、左上段に構えて残心を示します。

打太刀が中段に構えると同時に、仕太刀は左足を1歩下げて中段に構えます。

 

打太刀は左足より3歩後退して元の位置に戻ります。

仕太刀は右足より3歩前に出て元の位置に戻ります。

 

互いに剣先を下げて、9歩の間合いへ戻ります。

 

日本剣道形-太刀の形6本目

 

打太刀は中段、仕太刀は下段に構えます。

お互いに右足より3歩前に進みます。

 

間合いに接したところで、仕太刀はゆっくりと下段から中段に構えます。

 

ココがポイント

仕太刀は、下段から中段になる際に、打太刀の中心を攻めるような気迫で剣先を上げましょう。

 

打太刀は、仕太刀の剣先が上がってくるところで右足を1歩引き、左上段に構えます。

 

ココがポイント

打太刀は、仕太刀の剣先が上がってきたら1度自分の木刀の剣先をやや下げましょう。

仕太刀の木刀に触れる刹那で左上段に構えます。

 

仕太刀は中段のまま右足から1歩前に出ます。

打太刀は左足を引いて中段に戻ります。

 

打太刀は機を見て仕太刀の右小手を打ちます。

仕太刀は左足を左やや前方に出しながら打太刀の木刀を左側から右側に摺り上げ、右足を1歩前に踏み出しながら打太刀の右小手を打つ。

 

ココがポイント

仕太刀は、小さく半円を描くようにして右鎬で摺り上げましょう。

そして、小手を打ったときに左足をしっかりとひきつけましょう。

 

打太刀は、小手を打たれるや否や、剣先を下げながら左足から左斜め後方に大きく引きましょう。

仕太刀は左足を大きく1歩出し、左上段に構えて残心を示します。

 

仕太刀は左足を引き中段に構えます。

打太刀も中段に構えます。

 

互いに剣先を下げて、9歩の間合いへ戻ります。

 

日本剣道形-太刀の形7本目

 

互いに中段に構え、互いに右足から3歩前に進みます。

打太刀は、機を見て仕太刀の胸部を諸手で突きます。

 

ココがポイント

打太刀は1歩軽く踏み込み、刃をやや仕太刀の左に向け、鎬を使って突きます

 

仕太刀は左足より1歩引きながら諸手を伸ばして剣先を使って打太刀の突きを支えます。

 

ココがポイント

仕太刀は、刃を斜め左に向け、物打ちの鎬を使って支えましょう。

 

互いに中段に戻ります。

 

打太刀は左足を踏み出して大きく振りかぶり、右足を出すと同時に諸手で仕太刀の正面に打ち込みます。

仕太刀は右足を右に出し、左足を踏み出して諸手にて打太刀の右胴を打って抜け、右膝を床に着けて蹲踞をし、脇構えをして残心を示します。

 

ココがポイント

両者相手を抜けていきますが、目は絶対に離さず相手の方を見ましょう。

 

打太刀は大きく振りかぶりながら左足を下げながら左回りで反転して中段に構えます。

仕太刀は打太刀が中段に構えるのに合わせて大きく振りかぶり、蹲踞のまま中段に構えます。

 

打太刀は左足より大きく1歩下がり、仕太刀を立ち上がらせます。

仕太刀は、打太刀の動きに合わせて中段のまま立ち上がります。

 

互いに中段に構えたまま左回りで元の位置に戻ります。

元の位置に戻ったら、蹲踞をして木刀を納めて立ち上がり、左足より小さく5歩下がります。

 

9歩の間合いのところで、互いに木刀を体の中心で左手から右手に持ち替えます。

気をつけのまま礼をして太刀の形7本が終了となります。

 

日本剣道形-小太刀の形1本目

 

打太刀は、太刀の形1本目同様に左上段に構えます。

仕太刀は、右手を前に伸ばし剣先をやや高く上げて半身(入身)に構えます。

 

打太刀は左足から、仕太刀は右足から互いに3歩前に進みます。

 

打太刀は上段より右足を前に出して仕太刀の正面を打ちます。

仕太刀は体を右斜めに捌くと同時に打太刀の木刀を小太刀で受けて左へ受け流し、打太刀の正面を打ちます。

 

ココがポイント

仕太刀は、打太刀の木刀を受ける際にしっかりと右手を頭上まで上げて左鎬で受け流します。

 

仕太刀は左足より1歩引き上段になり残心を示します。

 

互いに中段になりながら元の位置に戻ります。

 

剣先を下げて9歩の間合いに戻ります。

 

日本剣道形-小太刀の形2本目

 

打太刀は下段に構えます。

仕太刀は剣先をやや下げて半身に構えます。

 

互いに右足から3歩前に出ます。

 

間合いに接したところで、打太刀は下段から中段になろうとしますが、仕太刀が打太刀の木刀を制しに来るため右足を引き脇構えに転じます。

 

仕太刀は間合いに接したところで打太刀が中段になろうとするため、打太刀の木刀を制します。

打太刀が脇構えに転じるため再度入身になります。

 

打太刀は脇構えより上段に転じて仕太刀の正面を打ちます。

 

仕太刀は左足を左前に出し体を左に捌きながら打太刀の木刀を受け流し、面を打ちます。

 

ココがポイント

仕太刀は、打太刀の木刀を受け流す際、右手を頭上に上げて刃を後方にして右鎬で受け流しましょう。

 

仕太刀はさらに打太刀の二の腕を押さえ、剣先を咽頭部につけて残心を示します。

 

ココがポイント

仕太刀は、打太刀の関節の上を上より押さえて腕の自由を奪いましょう。

 

打太刀は左足から、仕太刀は右足から動かして互いに中段になりながら元の位置に戻ります。

剣先を下げて9歩の間合いに戻ります。

 

日本剣道形-小太刀の形3本目

 

打太刀は中段に構えます。

仕太刀は下段半身に構えます。

 

互いに右足から3歩前に進みます。

 

打太刀は3歩目に出るときに上段に振りかぶり仕太刀の正面を打ちます。

仕太刀は打太刀の木刀をいったん摺り上げてから向かって左に摺り落とします。

 

打太刀はすぐさま左足を出しながら仕太刀の右胴を打ちます。

仕太刀は左足を踏み込むと同時に体を斜め右に転じ、打太刀の木刀を左鎬を持って摺り流し、そのまま左鎬でさらに打太刀の鍔元まで摺り込み打太刀の右肘関節の上をやや横より制し、押さえます。

 

仕太刀は打太刀の二の腕を押さえて2、3歩進み剣先を打太刀の咽頭部につけて残心を示します。

 

打太刀は右足から元の位置に戻りながら中段に構えます。

仕太刀は左足から元の位置に戻りながら中段に構えます。

 

ココに注意

日本剣道形は、それぞれの本数の最後に中段に戻るときは後ろにある足から動かすのが基本です。

しかし、この小太刀の3本目の仕太刀のみ、前にある左足から動かして元の位置に戻ります。

多くの人が間違える場所であり、審査員が必ずチェックしている場所なので注意しましょう。

 

 

日本剣道形のまとめ

 

これで、日本剣道形の太刀の形7本、小太刀の形3本の計10本の解説は終了となります。

剣道形の審査のときはもちろん、学科にも剣道形の問題は出ますので参考にしてくださいね。

 

何度も言いますが、ここに書いてあることを学科で写すのは禁止です。

参考までにしておいてくださいね。

 

練習をする場合は、文章より動画の方が見やすいかもしれません。

下の参考動画を参照して練習に励んでくださいね。

 

 

【日本剣道形-参考動画】

日本剣道形を覚えるために作成されている動画ですね。

解説付きで分かりやすいです。

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク

-剣道
-, ,

Copyright© あのね、まるっちょ。 , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.