介護老人保健施設(老健)

老健の費用が払えない|入所費を減額する方法

投稿日:2018年11月13日 更新日:

老健の費用が払えない

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老健は有料老人ホームやサービス付き高齢者住宅に比べれば費用は安いです。

しかし、特別養護老人ホームよりは高いんです。

そう、老健は費用的にも中間的な施設です。

 

まるっちょ。
こんにちは!

支援相談員のまるっちょ。(@sw_maruccho)です。

 

この記事を読んでいる人は、老健の費用を知って「高い!もっと安くならないの!?」と思った方でしょう。

ここで書いてることは、もしかしたら老健の支援相談員から既に話があった内容かもしれません。

 

項目は見出しにしておきますので、目次を見ていただいて「あれ?これ知らないなあ」っていうのがあったらそこだけ読んでいただいても構いませんからね。

 

ちなみに、生活保護を受けている方は【老健の費用は生活保護受給者だと1か月いくらかかるの?】を読んでいただいた方が参考になると思います。

 

それではいきましょう。

 

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介護保険負担限度額認定証を取得しよう

 

これは絶対に老健の支援相談員から話が出ている項目ですね。

介護保険負担限度額認定証です。

 

介護保険には次の3つの証書があります。

 

  • 介護保険被保険者証
  • 介護保険負担割合証
  • 介護保険負担限度額認定証

 

この中で、今回は3つ目の介護保険負担限度額認定証についてお話をしていきます。

 

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介護保険負担限度額認定証に該当する人

 

介護保険負担限度額認定証は、すべての方に該当するものではありません。

次の条件を満たした人が対象になります。

 

  • 本人と同じ世帯の住人が住民税非課税であること
  • 本人の配偶者(別の世帯であっても)が住民税非課税であること
  • 預貯金等の合計が単身者で1,000万円以下、配偶者がいる場合は両者で2,000万円以下であること

 

これらすべての項目に該当する人が対象となります。

該当する方は、住所がある市区町村に申請に行くことをおすすめします。

 

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限度額の段階は収入に応じてわかれる

 

該当した場合、一体どれくらいの金額が減額されるのでしょうか。

上記の条件を満たしたうえで、年金等の収入により段階が変化します。

段階は全部で4つあります。

  • 第1段階
  • 第2段階
  • 第3段階
  • 第4段階

 

ちなみに、第4段階は非該当の方なので費用は減額されません。

通常通りの利用料金がかかります。

 

該当された方が減額を受けられるのは次の2項目です。

  • 居住費
  • 食費

 

この2つが減額の対象となります。

 

それでは、第1~第3段階の方がどういった方が対象で、どれくらい減額されるのか見ていきましょう。

 

第1段階は生活保護受給者や老齢福祉年金を受給している人

 

第1段階の方は、生活保護や老齢福祉年金を受給している人が対象となります。

居住費と食費に関しては、次の表を参考にしてください。

食費 ユニット型個室 従来型個室 多床室
基準費用額 1,380円 1,970円 1,640円 370円
第1段階 300円 820円 490円 0円

 

基準費用額に関しては、施設によって金額に差があります。

第1段階の方は、上記の表の料金になります。

 

たとえば多床室に入所した場合、食費が1日300円で、多床室の居住費はかかりません。

つまり、本来1日1,750円かかるところが300円で済みます。

30日で43,500円安く利用できることになります。

 

注意

施設によって実際の金額と誤差あります。

 

 


第2段階は合計の所得金額と公的年金等の収入額の合計が年間で80万円以下の人

 

続いて第2段階の人は、合計の所得金額と公的年金等の収入額の合計が年間で80万円以下の人ですね。

 

食費 ユニット型個室 従来型個室 多床室
基準費用額 1,380円 1,970円 1,640円 370円
第2段階 390円 820円 490円 370円

第2段階の方の場合、食費と個室費用が安くなりますね。

それでも、多床室の場合で30日で29,700円減額になりますからお得です。

 

注意

施設によって実際の金額と誤差あります。

 

 

第3段階は合計の所得金額と公的年金等の収入額の合計が年間で80万円以上の人

 

そして第3段階の方です。

合計の所得金額と公的年金等の収入額の合計が年間で80万円以上の人ですね。

 

食費 ユニット型個室 従来型個室 多床室
基準費用額 1,380円 1,970円 1,640円 370円
第3段階 650円 1,310円 1,310円 370円

 

第3段階の人は、他の2つの段階に比べると減額は少なくなりますが、それでも多床室を30日利用で21,900円減額です。

年間で見れば262,800円も安く済みます。

262,800円は、多床室を利用している第4段階の方の約2か月分に相当します。

 

注意

施設によって実際の金額と誤差あります。

 

 

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短期集中リハビリテーション加算を外してもらう

 

これは施設の方と交渉となります。

老健には短期集中リハビリテーション加算という加算があります。

 

老健はリハビリ施設なので、この加算を算定することで入所から3か月間は週5~6回のリハビリを提供しています。

3か月経ちこの加算期間が終わると、リハビリは週2~3回に減ります。

 

この加算は、1日あたり240単位かかります。

1単位あたりの金額は地域によって異なりますが、私のいる地域は10.68円です。

 

つまり、介護保険1割負担の方が短期集中リハビリテーション加算を算定すると、1日あたり256円かかります。

週5日リハビリを行うと、1か月に行うリハビリは22日程度となります。

つまり、1か月に5,632円程度かかります。

 

この加算を取得しないでもらえば、5,000円程度安くすることができます。

しかし、リハビリの回数も最初から週2~3回になってしまうため、よく考えてから決定しましょう。

 

そして何より、老健はリハビリ施設です。

短期集中リハビリテーションを算定することを必須としている施設からは、受け入れてもらえない可能性があることを知っておいてください。

 

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洗濯方法を選べるなら家族選択

 

私の施設の場合、ご利用者の洗濯を契約している業者に委託するか、家族が自宅で洗濯するかを選べます。

そういった施設であれば、自宅で洗濯する方法を選びましょう。

 

私の施設では、1か月の洗濯代金の平均は1人7,000円~8,000円程度です。

少ない方は5,000円くらいですし、多い方は13,000円くらいかかっています。

 

洗濯方法を選べる施設なのであれば、自宅で洗濯することを選んで費用を抑えましょう。

 

まとめ

 

今回は、老健の費用が払えないという方のために、利用料をおさえる方法を紹介してきました。

最低限かかってしまう費用はもちろんありますが、施設の方との交渉次第では減額できる部分もあります。

遠慮せず相談するようにしましょう。

 

そして何より、まずは介護保険負担限度額証が該当するかどうかはとても大切です。

申請してみて該当しなければ、非該当ですよっていう通知がくるだけですので、ダメ元で申請してみるのも1つの方法です。

 

介護施設としては、老健は費用は安い方です。

それでも、本当の意味で「安い」とは言えません。

 

今後、消費税10%になればさらに費用は高額になります。

 

今のうちから出来る減額を利用するようにしてくださいね。

 

老健の入所期間については【老健の入所期間が3か月~6か月程度と言われる理由】を読んでみてくださいね。

 

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